スマトラは黒色のストライプ模様と赤色のヒレが魅力的な熱帯魚です。品種改良も多く行われカラーバリエーションが豊富、水質にも丈夫で飼いやすいです。
この記事は熱帯魚のスマトラの混泳や寿命、大きさ、について紹介したいと思います。
熱帯魚のスマトラは混泳できる?

スマトラは気性が荒く水槽内を忙しそうに泳ぎ回る習性があります。気性の激しさは同族同士でも喧嘩を始めるほどです。
同族の群泳は全くできないわけではなく、「ヒレの短い」熱帯魚や「同じコイの仲間で活発に泳ぐ」熱帯魚、「中型」サイズの熱帯魚などは混泳しやすいです。
「バルブ」「ダニオ」「中・大型プレコ」「ボティア」「クラウンローチ」は混泳可能な種類です。
混泳の注意点
「エンジェルフィッシュ」「グッピー」などの長いヒレをもつ熱帯魚はヒレをかじられてしまうので混泳は向きません。
相性の問題なので、個体によってはどんな熱帯魚とも混泳が向かないスマトラもいますよ。
熱帯魚のスマトラ、餌は?

熱帯魚のスマトラはコイの仲間なので、コイの餌である「乾燥飼料」「生き餌」「冷凍赤虫」など何でも食べてくれます。与えた餌はいくらでも食べてしまう習性があるので、与えすぎには注意してくださいね。
スマトラには人工餌の「粒状」か「フレーク状」がおすすめです。オートフィーダーやフードタイマーと呼ばれる自動餌やり器を設置すれば、旅行や外泊中でもスマトラが餓死する心配がありませんよ。
タイマーがついており、毎日決まった時間に一定量の餌を与える事ができるのでおすすめです。
熱帯魚のスマトラの寿命や大きさは?

寿命
- 3~5年
大きさ
- 6~7cm
スマトラの寿命は3~5年です。基本的に対応環境の幅が広い熱帯魚ですが、適性環境であればのびのびと生活して長寿を全うしてくれますよ。
大きさは体長6~7cmほどです。
熱帯魚のスマトラの飼育、水槽は?

水槽環境
- 水質:pH6.5
- 水温:26℃
- 硬度:軟水
- 塩分濃度:淡水
スマトラの飼育にはpH6.5の水質(弱酸性)、26℃の水温が適切です。水替えでは2週間に1回ずつ水量の1/3程度の水を交換します。
水温に関しては適温の幅が広いので20~28℃であれば対応可能です。水質も慣れれば弱アルカリ性でも飼育が可能です。硬度は軟水で、塩分濃度は淡水で飼育します。
観察が楽しく飼育が楽なスマトラ

混泳には向かないスマトラですが、つねに動き回るので観察するのも楽しく飼育も楽な種類です。種類も豊富でペットショップでもカラフルなスマトラがたくさん泳いでいます。
丈夫な種類で単独で飼いだすのであれば、スターターフィッシュとして最適です。
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