色々な体色が飼い主さんの目をそそる熱帯魚ラミレジィ。コレクション性があることや好みの体色を生み出すために、ブリードを楽しむ方も多いです。
ラミレジィは近年さまざまな改良品種が生み出されていますよ。この記事ではラミレジィの混泳や餌、寿命、成長後の大きさ、水質や水温などの水槽環境についてまとめました。
ラミレジィは混泳できる?

シクリッドの仲間は基本的に縄張り意識が強く性格が荒い種類が多いです。ラミレジィも例外ではなく、オス同士では激しく喧嘩をして美しいヒレがボロボロになってしまうことも珍しくありません。
大きめの「ネオンテトラ」や異種で中ぐらいの大きさの熱帯魚とは、混泳が上手くいくことが多いですよ。
混泳の注意点
比較的混泳はしやすい熱帯魚ですが、底面を遊泳層とする「コリドラス」や「アルジイーター」はラミレジィと遊泳層が重なるため、混泳に向きません。
ラミレジィの餌は?

餌
- 冷凍赤虫
- 人工飼料
ラミレジィは餌に好き嫌いをしないので色々なものをよく食べてくれます。ラミレジィの美しい体色を生かしてあげるために、「冷凍赤虫」や色揚げ効果のある「人工飼料」を与えると良いですよ。
冷凍赤虫は消化不良を起こしてしまうことがあるので、与えすぎには注意してあげてくださいね。基本は人工飼料を餌として与えることをオススメします。
ラミレジィの寿命や大きさは?

寿命
- 2~5年
大きさ
- 5cm
ラミレジィの寿命は2~5年ですが、病気やストレスによっては1年未満の短命で終わることもありますよ。
水温や水質の急変により「白点病」「エロモナス病」にかかりやすいので特に注意してあげてくださいね。もし症状が見られたら、すぐに治療が必要です。
ラミレジィの飼育、水槽は?

水槽環境
- 水質:pH5.0~6.5
- 水温:27~30℃
ラミレジィは弱酸性の水質(pH5.0~6.5)を好み、中性・弱アルカリ性の水質よりも体色も鮮やかになりますよ。
水質がアルカリ性に近づくと元気がなくなり、体色があせてしまうので気を付けてくださいね。熱帯魚ショップや通販で販売されている「pH調整剤」を使うと、簡単に水槽内を弱酸性にできますよ。底砂に「ソイル」を敷いてあげる飼い主さんもいます。
ストレスの少ない落ち着いた水槽環境で飼育してあげることで、より鮮やかに発色してくれることもあります。あまり過密飼育せず、「ペア」もしくは「単独」で飼育してあげると綺麗な体色を楽しめますよ。
適切な水温は27~30℃と少し高めです。
美しい体色にうっとり

ラミレジィはきつい性格です。混泳では他の熱帯魚に攻撃をしてしまうことやラミレジィ自身にストレスがかかってしまいきれいな発色をしてくれない場合があります。
体色を楽しむためには混泳を避けて、餌も色揚げ効果のある人工飼料を選ぶと良いですよ。また弱酸性の水質はラミレジィを上手く飼育するカギとなりますので水質には十分注意してくださいね。
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